哀しい結末

 

二階から人が飛び降りた。

なんでも、随分前から、Twitter上で、愚痴をこぼしていたらしい。

何度も考えたりもするのだが、きっと彼女にしてみれば、私の気持ちなんてわからないと思ってしまうのだろう。

東京の不景気を仙台で同時に体験できないように。

でも、仙台の不景気は仙台として経験するけれど。

ともかく、それでもその声は、形になって彼女を守るまでにはいたらず、霧散していった。

何も変わっていないのに、何かが変わっていった。

それまでは何もなかったビー玉も、一度弾みがついて階段を落ち始めたら、もう元には戻らずに加速していく。

そうして彼女は、飛び降りた。

そして、両足で、着地した。